ゴム類や樹脂部品などの劣化が進んでいます
R32GT-Rで指摘されたウィークポイントを改良し誕生したのがR33GT-Rです。そのため、大きなトラブルはR32GT-Rに比べて少なくなりましたが、経年劣化が進んでいることは否めません。
とくに、ゴム類や樹脂部品、配線などの電気系の劣化が進んでいる個体が少なくありません。ウェザーストリップや樹脂部品が劣化しトランク内に雨漏りした水がスペアタイヤのスペースに溜まるのはR33GT-Rの定番のトラブルです。弾力性がなくなったり亀裂の入ったゴム類や、劣化した樹脂部品は交換するしかありません。
また、加速中にエンジンが息つきする症状は、電気系トラブルやエア漏れが疑われます。日産純正の電子システム診断装置「コンサルトⅡ」を接続しトラブル箇所を特定します。劣化した電気系部品は、最新のデジタル技術を投入して作られたものに交換するのが得策です。パワーデジタルイグナイター、MIDORIデジタルGセンサーは、純正部品よりも高性能でしかもリーズナブルな価格。取り付けはボルトオンで可能なので、純正部品の交換パーツとしても最適です。
メンテナンス
継続的な整備がコストとトラブルのリスクを抑えます
O2センサー不良
エキゾーストに取り付けられたO2センサーが正常に働かなくなると、エンジンのレスポンスが悪くなったり燃費も低下します。緑整備センターでは、純正部品よりも廉価でしかも高性能なボッシュ製への交換をオススメしています。純正O2センサーに比べてフイードバック反応が素晴らしく、エンジンのレスポンスが良くなります。
点火プラグの電極摩耗
エンジン不調の原因はさまざまですが、意外なところに隠れていることもあります。RB26DETT型エンジンの純正点火プラグは、耐久型の白金プラグで10万km以内の交換が指定されていますが、使用状況やチューニングの度合いにより早く電極が摩耗してしまうことがあります。プラグギャップが広がると要求電圧が高まり失火、エンジン不調に陥ります。性能を追求した白金プラグやイリジウムプラグの場合は、1万5000km~2万km以内に交換します。
| デンソー イリジウムパワーIQ24 |
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| ¥2,000(税別)/1本 |
アライメント調整
より厳密なセットアップを実現するためR35GT-Rのセッティングに使われる最新の3Dレーザーポイント式高精度アライメントテスターを完備しました。CCDカメラがアライメントデータを瞬時に認識し、コンピュータが演算して3次元画像処理を行う最新鋭機器です。極めて正確な測定に加え、従来機器とは比較にならない高精度の作業を可能にしています。サスペンション交換時、車高調整時には必ずアライメント調整を行ってください。また、サーキット走行で縁石に激しく乗り上げる、またはコースアウトした場合にもアライメント調整が必要です。時にはサスペンションアームの変形が見つかることがあります。
| アライメント調整作業 |
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| ¥〇〇(税別) |
バッテリー交換
第二世代GT-Rでは、R33GT-RとR34GT-Rがバッテリーをトランクとリアシートの間に搭載しています。R33GT-Rの場合、純正バッテリーが27Ahと比較的容量が大きいのでR34GT-Rのように頻繁にバッテリー上がりを起こすようなことはありませんが、それでも2年に1回程度の交換は必要です。とくに1ヶ月に1回ほどしか乗らないR33GT-Rは要注意です。R34GT-Rほどではないですが、バッテリー交換作業は容易ではありません。おススメとしては、パナソニック「カオス」への交換です。サイズは純正とほぼ同じですが、容量は46Ahと純正バッテリーの1.5倍以上になりバッテリー上り対策になります。
| パナソニック カオスバッテリー80B24L |
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| ¥23,000(税別) |
