エンジンを始動して発進しようとした所、エンジンが停止したそうです。その後、エンジンが始動しないので積載車で回送されてきました。スターターを回した時のエンジン音が異常です。タイミングカバーを分解して見た所、整備歴が無い様です。
タイミングベルトテンショナーが劣化損傷した事で、タイミングベルトのギヤ飛び越しが発生。バルブタイミングにずれが生じる為、バルブとピストンが干渉するのが一般的です。
タイミングベルトとテンショナーを正常な状態に組みました。スパークプラグを外してコンプレッションを測定したのですがコンプレッションが有りません。エンジンを始動することが出来ないのです。タイミングベルトを採用しているエンジンでは、定期的な整備が必要です。
最近の投稿