トラブル対策の為、最新仕様にチューニング

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RB26DETTが搭載されたオーテックバージョンステージアが不具合改善の為に入庫されました。RB26エンジンで故障が多く見受けられるのはエアーフローメーター・イグニッションコイルとパワートランジスタ・オーツセンサーなどの原因が多く見受けられます。

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純正エアーフローメーターの価格は¥80600-×2=¥161,200-オーツーセンサーの価格は¥51,200-×2=¥102,400ーと高価です。故障が多いのも当然です。商品化されて35年も経っているのです。R35GT-Rに採用しているエアーフローセンサーと同じく550cc12ホールインジェクターに交換しました。

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パワーアップが目的では無く、長距離走行時にトラブルが発生しない事を目的です。勿論、マフラーはノーマルのままです。ECUは純正データーをリアルタイムに調整しました。
パワー250PS 6276rpm
トルク 30kgm 5442rpm

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ブースト圧はECUのデーターで0.75kpaに調整しました。始動性に優れ低中速ではレスポンスが良く中期から高速では燃費に優れる様にチューニングを行いました。

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ECUを調整途中、オーツーセンサーの出力が不安定の為、ボッシュ製に交換しました。排気ガス濃度もCO0.03%HC44PPMと安定しています。

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